メイドピンク潜入編
コメントの投稿
こんなぶっとい腕で腹パンされてたんですね。
確かにやり過ぎだ(笑)
確かにやり過ぎだ(笑)
いいぞ、もっとやれ!
男の腕が太ええ!
背中が見事にくの字に折れ曲がってますな。
これは効いただろうなあ。
エージェントネタはやっぱりいいですなあ。
背中が見事にくの字に折れ曲がってますな。
これは効いただろうなあ。
エージェントネタはやっぱりいいですなあ。
マクサル太さんの絵をこうして一度に二枚も拝見できると幸せ度も上がりますね〜。
反応が一瞬遅れた、とのことですが、
遅れなくても結果は一緒だったのではないでしょうか(笑)
しかし、敵の腕がたくましい…!
反応が一瞬遅れた、とのことですが、
遅れなくても結果は一緒だったのではないでしょうか(笑)
しかし、敵の腕がたくましい…!
>失神大好きさん
やりすぎですねwでもエージェントは反省してもボクは反省しません
>グフェフェさん
もちろんやっちゃいますよ!
>a-ruさん
華奢な少女と太い腕の対比が好きなんで
ついつい太くなりました
>一撃さん
まあエージェントの方が強いので
どっちにしろピンクちゃんはKOされてましたねw
やりすぎですねwでもエージェントは反省してもボクは反省しません
>グフェフェさん
もちろんやっちゃいますよ!
>a-ruさん
華奢な少女と太い腕の対比が好きなんで
ついつい太くなりました
>一撃さん
まあエージェントの方が強いので
どっちにしろピンクちゃんはKOされてましたねw
妄想連作(その一)
モニターに映る映像を確認する。
丁度良いアングルで"彼女”が映った。
やや赤みがかった…ピンクと言った方が適切な髪の色が印象的な少女。
世の異性の大半が「美形」と類する様な容姿を持っていた。
マイクの感度を上げる。
「・・・これだね。」
彼女は身にまとっていたハウスキーパーの制服を漫画的に誇張した服-メイド服と言うのだったか-の胸元に手を入れる。
この施設のオーナーは、警護設備に金を惜しまない類の人間らしい。
画素が細かいカメラのおかげで彼女の胸の谷間の影が良く見えた。
胸元からピンク色の髪の少女が取りだしたものを確認する。小型の暗視カメラだ。
感度、解像度、サイズともバランスに優れ、こういった目的にはうってつけだ。
彼女は資料の撮影を始める。
安心する。予想通りだ。ほぼ時間通りに侵入してくれた。
"ピンク"の視線、手の動きに集中する。
資料を探す彼女の動きが早くなり、目的となる情報を探して、素早く視線が動く。
改めて思う。素人だ。
扉に背を向けている。それに資料に集中し過ぎだ。
周囲に味方がいない状況で、集中力を特定のものに片寄らせるのは厳禁だ。
資料に目を通さずに一気に撮影して、後でデータを確認するか、さもなければ資料ごと強奪すべきなのに。
直ぐにそのツケを払う事になった。
"ピンク"の後ろの影が揺れる。
人-男の形をしたものが忍び寄る。
だが、その動きは人間のものではない猫科のそれだ。
柔軟性に富み、素早く、音の立てない動作。それを可能にする、しなやかさと強靭さを兼ね備えた肉体。
瞳は光を殆ど反射せず、いかなる感情も読み取れない。
この男は人間の肉体を破壊する為に高度に訓練され、その訓練が習性となるまでしみついている。
上半身が攻撃の体制を取った。僅かに開いた手。腰を落とした構え。
クラヴ・マガの流れを組む技。絞め落とす気か。
「!」
"ピンク"の表情が変わり、全身の筋肉が硬直したのがモニター越しに判った。
理性よりも前に生来持っていた感覚が警告を発した時特有の反応だ。
彼女の理性は振り向く間にその警告を受け取り、肉体は臨戦態勢をとった。
握られた拳。楯のように構えられた腕-ボクシングのブロッキング-の積りだったのだろう。
実際にその構えに入り切るより、遥かに速いスピードで相手は反応した。
客観的にはほんの一瞬、しかし主観的には余りにも致命的な時間差。
"ピンク"の硬直を感じた瞬間、男は組技から打撃系へと姿勢を変えた。
男の掌が肉体の拘束から、破壊の為の凶器となる鉄拳へと姿を変える。
"ピンク"が振り返りきる前に、男は迷う事なく前に踏み込んだ。
拳が放たれる。
"ピンク"の目が脅威の姿を捉える事が出来たのは、その後だった。
拳が"ピンク"の鳩尾に突き刺さる。
モニター画像をより広角で別角度から見えるカメラに切り替えた
切り替えたと同時に、声が聞こえた。
「ぐ!・・・ぁ・・・」
一瞬、拳が"ピンク"の内臓を抉り、背骨を軋ませる映像が脳裏に浮かんだ。
軋み音が耳に聞こえてくる気がした。
切り替わったモニター上で"ピンク"の華奢な肉体が捩れ、吹き飛ばされていくのが見えた。
胴体が、四肢が暴力的な圧力で吹き飛ばされる。
首の角度を見た。
衝撃を吸収する為には首を俯けるのが原則だ。
しかし、"ピンク"の事はなく垂れ下っている。
意識が飛んでいる。もはや彼女は自力で状況を改善出来ない。
今、"ピンク"を助けられるのは幸運だけだ。
宙を舞う彼女の着地点は、樫か丈夫な木材で出来た、頑丈な机だ。
僅かに同情する。あれは、衝撃を緩和する事は出来ない。寧ろ…。
"ピンク"の背中が机の縁に接触-否衝突した。
骨が砕ける音は聞こえない。彼女の脊椎は辛うじて耐え、そこを支点に無理矢理前屈していた肉体が、一気に100度以上のけ反る。
続いて机からの衝撃が彼女の全身に伝わった。
4肢が慣性に従って動き、両腕、両足が引きちぎられんばかりに大きく伸ばされた。
直後、机の縁と背骨一点で支えられていた"ピンク"のバランスが崩れ、全身が大きく後方に倒れた。
"ピンク"の後頭部が、そして背中が机の天板に激突した。
天板が砕け大音響が響き、周囲から粉塵が舞い散り何も見えなくなった。
モニターを切った。
リスクを冒してでも、正確に、実際に目で確認する必要がある。
先ほど処理した監視員の死体を片付け、先の第1書庫室に移動する事にした。
小柄である事は長短所様々だが、この時には幸いする。
狭い隙間。通気口を利用して、移動する事は自分の小柄な体格が長所として作用する。
事前に図面は確認していた。
丁度良いアングルで"彼女”が映った。
やや赤みがかった…ピンクと言った方が適切な髪の色が印象的な少女。
世の異性の大半が「美形」と類する様な容姿を持っていた。
マイクの感度を上げる。
「・・・これだね。」
彼女は身にまとっていたハウスキーパーの制服を漫画的に誇張した服-メイド服と言うのだったか-の胸元に手を入れる。
この施設のオーナーは、警護設備に金を惜しまない類の人間らしい。
画素が細かいカメラのおかげで彼女の胸の谷間の影が良く見えた。
胸元からピンク色の髪の少女が取りだしたものを確認する。小型の暗視カメラだ。
感度、解像度、サイズともバランスに優れ、こういった目的にはうってつけだ。
彼女は資料の撮影を始める。
安心する。予想通りだ。ほぼ時間通りに侵入してくれた。
"ピンク"の視線、手の動きに集中する。
資料を探す彼女の動きが早くなり、目的となる情報を探して、素早く視線が動く。
改めて思う。素人だ。
扉に背を向けている。それに資料に集中し過ぎだ。
周囲に味方がいない状況で、集中力を特定のものに片寄らせるのは厳禁だ。
資料に目を通さずに一気に撮影して、後でデータを確認するか、さもなければ資料ごと強奪すべきなのに。
直ぐにそのツケを払う事になった。
"ピンク"の後ろの影が揺れる。
人-男の形をしたものが忍び寄る。
だが、その動きは人間のものではない猫科のそれだ。
柔軟性に富み、素早く、音の立てない動作。それを可能にする、しなやかさと強靭さを兼ね備えた肉体。
瞳は光を殆ど反射せず、いかなる感情も読み取れない。
この男は人間の肉体を破壊する為に高度に訓練され、その訓練が習性となるまでしみついている。
上半身が攻撃の体制を取った。僅かに開いた手。腰を落とした構え。
クラヴ・マガの流れを組む技。絞め落とす気か。
「!」
"ピンク"の表情が変わり、全身の筋肉が硬直したのがモニター越しに判った。
理性よりも前に生来持っていた感覚が警告を発した時特有の反応だ。
彼女の理性は振り向く間にその警告を受け取り、肉体は臨戦態勢をとった。
握られた拳。楯のように構えられた腕-ボクシングのブロッキング-の積りだったのだろう。
実際にその構えに入り切るより、遥かに速いスピードで相手は反応した。
客観的にはほんの一瞬、しかし主観的には余りにも致命的な時間差。
"ピンク"の硬直を感じた瞬間、男は組技から打撃系へと姿勢を変えた。
男の掌が肉体の拘束から、破壊の為の凶器となる鉄拳へと姿を変える。
"ピンク"が振り返りきる前に、男は迷う事なく前に踏み込んだ。
拳が放たれる。
"ピンク"の目が脅威の姿を捉える事が出来たのは、その後だった。
拳が"ピンク"の鳩尾に突き刺さる。
モニター画像をより広角で別角度から見えるカメラに切り替えた
切り替えたと同時に、声が聞こえた。
「ぐ!・・・ぁ・・・」
一瞬、拳が"ピンク"の内臓を抉り、背骨を軋ませる映像が脳裏に浮かんだ。
軋み音が耳に聞こえてくる気がした。
切り替わったモニター上で"ピンク"の華奢な肉体が捩れ、吹き飛ばされていくのが見えた。
胴体が、四肢が暴力的な圧力で吹き飛ばされる。
首の角度を見た。
衝撃を吸収する為には首を俯けるのが原則だ。
しかし、"ピンク"の事はなく垂れ下っている。
意識が飛んでいる。もはや彼女は自力で状況を改善出来ない。
今、"ピンク"を助けられるのは幸運だけだ。
宙を舞う彼女の着地点は、樫か丈夫な木材で出来た、頑丈な机だ。
僅かに同情する。あれは、衝撃を緩和する事は出来ない。寧ろ…。
"ピンク"の背中が机の縁に接触-否衝突した。
骨が砕ける音は聞こえない。彼女の脊椎は辛うじて耐え、そこを支点に無理矢理前屈していた肉体が、一気に100度以上のけ反る。
続いて机からの衝撃が彼女の全身に伝わった。
4肢が慣性に従って動き、両腕、両足が引きちぎられんばかりに大きく伸ばされた。
直後、机の縁と背骨一点で支えられていた"ピンク"のバランスが崩れ、全身が大きく後方に倒れた。
"ピンク"の後頭部が、そして背中が机の天板に激突した。
天板が砕け大音響が響き、周囲から粉塵が舞い散り何も見えなくなった。
モニターを切った。
リスクを冒してでも、正確に、実際に目で確認する必要がある。
先ほど処理した監視員の死体を片付け、先の第1書庫室に移動する事にした。
小柄である事は長短所様々だが、この時には幸いする。
狭い隙間。通気口を利用して、移動する事は自分の小柄な体格が長所として作用する。
事前に図面は確認していた。