地下ボクシングにて
緑のビキニの少女が膝からゆっくりとリングに崩れ落ちた。
強烈なストレートをあごに受け完全に意識を刈り取られたのだ。
青いリングに横たわる少女の頭を青いシューズが乱暴に踏みつけた。
「あれ？もうオネンネなの？つまんない。せっかく身体温まってきたのにもの足りないよ。」
対戦相手である小柄な青いビキニの少女が不満げにつぶやいた。
憐れな敗者の安らかな寝顔を踏みにじりながら少女のあどけない顔が加虐の愉しみに歪む。
「はーい、みんなお楽しみの撮影会の時間だよー。この負け犬のだらしない姿を思う存分隅々まで撮ってねー。」
青いビキニの少女が告げるや否やカメラを構えた観客たちがリングに詰めかけた。
観客たちが一斉にリングで眠る少女にカメラを向ける。
無防備な寝顔、汗にぬれた大きな胸、そして薄い小さな布で隠された少女の恥部。
一心不乱にシャッターをきる観客たちが異様な熱気を帯びていく。
そのような周りの状況を知る術も無く、緑のビキニの少女の意識は深い闇に沈んでいた。
ｐｓ。せっかくなんで小説風にしてみた。初挑戦。前からやって見たかったんです。でも語彙力がなくて文章の引き出しが少ないからそんなに頻繁に書けないですね。難しい。そして絵を描くのとは違う照れくささがあるです。。。
