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カイの冒険


何故、無害そうなモンスターやトゲの側面ちょっと触れただけでカイちゃんはイっちゃうのか?
何故なのか?解明する必要がある。あるよ。
モンスターの表面に毒が塗ってあるとか?

カイちゃんも体当たりで敵を相殺できるから決して弱いわけではないとも言える。
相殺したモンスターはゲームオーバーまで復活してないから
カイちゃん倒れたあとも時間リセット巻き戻しじゃなくてちゃんと時間経過していて
入り口で意識を取り戻したカイちゃんが再チャレンジしていると考えるのが自然である。
じゃあ気絶したカイたんを入り口まで誰が運んでいるのか?イシター様が不思議な力で運んでいるのかな?

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No title

カイちゃんの失神絵、実は密かに心待ちにしておりました(笑)
カイちゃんはエロいし、か弱いし、最高ですね。

No title

あの害のなさそうなモンスター共にどういう感じでやられちゃうのか
妄想しがいがありますよね!
ヒロインは一人で冒険してか弱くてエロくなくちゃいけませんね
個人的好みです

No title

-人を鍛え、より高い存在へと導く。
-全ては試練。恐怖も、死さえも
今、目の前に居る少女がそれを実践している。

この先には恐ろしい敵が居る。
確かに見た目は愛らしい、人間の子供の遊具の様な外見だ。
だが、それがそうではない事は、少女自身が身を以って知っている。

スライム-取り込まれた時、肉体に流された神経毒で自分の身体はたちまち麻痺した。
    そして、錆びた針で刺され、皮膚を剥がされても、これほどではないと言う激痛だった。
    苦痛で頭が白くなり、身体が溶解する前に、脳が意識を止め、失神した。

バンパイヤには首筋に牙を突き立てれ、そこから身体の全ての血液を吸い尽くされた。
    心臓を血液が逆流し、自分自身の生命が吸われていく。
    意識を繋ぎとめられるだけの血液を失う直前まで、鮮烈に覚えている
    自分の肉体を弄った剛毛に覆われた手。
    自分を見つめ続けた湿り気を帯びた瞳孔。

メイジの呪文。浴びたと同時に呪いの言葉は莫大な電流と姿を変えた。
    肉の焦げる匂いと共に、心臓が一瞬にして止まった。
    引き裂けてしまったかも知れないが、直後に何も感じなくなり床に倒れ付して動けなくなった。
    二度とあんな呪文を浴びたくない    

彼らは、その力に恥じない、恐ろしくおぞましい外見をしている。
しかし
-彼女は毅然とした眼差しで前を、巨大な塔を構成する部屋を見つめた。
怪異な敵が、屹立する棘が、愛らしい玩具の姿へと変わっている。

-貴方の勇気が、ティアラに力を与えているのです

彼女に贈った勇気を身軽さに換えるティアラ。
だが、他に3つ力を与えておいた
それが、"魅惑"。彼女の視覚を操作し、実際の姿より受け入れやすい姿に変える。

「行きます。救わなくては」
-彼の為ですか?
「…皆です。国を、世界を…人々を救うのが私の役目

…ギル」

彼女の柳眉が僅かにつり上がり、黒く輝く瞳が前を見据える。
「ハァッ」

僅かな気合と共に、彼女の肉体は宙に浮かぶ。
未だ成熟しきっていない脂の少ない身体、とは言え鍛えぬいた戦士とはかけ離れた肉体。
それがあり得ない程軽やかに跳んだ。

骨も筋肉もか細く、水に濡れ、磨きこまれた大理石の様に白い肌は彼女が肉体と鍛錬を常とする場とは
程遠い立場にある事を示していた。
それが、如何なる戦士も驚嘆する程の高さを飛び、何層もの床を飛び越えていく。
ティアラの力だった。

このティアラの力だけで、彼女はここまで来たのだった。
人の歪んだ欲望が生み出した巨大な塔
同胞であるアヌが見捨てた地
八肢四臂の悪魔の王国

対する彼女の武器はティアラと勇気、

-そのティアラの力は・・・

「キャアッ!!」

-…ッ!

一瞬思考を彼女から逸らした事を後悔した。
彼女の肉体に何かが巻きついていた。
それは巨大な、人の丈をゆうに超える大蛇と言っても間違いない程のナメクジ。
それは彼女の全身に巻きついていた

時間を巻き戻して彼女を見る。
巻き戻しても彼女の今の運命は変えられない。
それは自分の領域を超えた行為
だが、何が起きたのか、何が起きようと見届ける必要はある。

-棘を飛び越えた、少女。扉を見据える。
ロッドを持たない方の手で服の懐を探り鍵の感触を確認すると、
軽く息をつき、緊張を解いて扉に飛び立とうとした。
だが、彼女は天井への注意を怠っていた。
そこにアレがいた。
ナメクジの目に太股まで覆われた白いローブとロッド。それにティアラをまとった少女の姿が映る。
人間ならば、美しい、愛らしいと言う感情を生ずる外見も、
これにとっては、久しぶりに現れた食料でしかなかった。

天井から襲い掛かると、彼女の肉体を覆った。
そして今の姿になった

-…
彼女を見つめる
「グッ…グゥッ!!は、離しなさい!!」
ロッドでナメクジを叩く少女。だが、無駄な行為だ。
武器でナメクジの粘液に覆われた肉体は傷をつけられない
ましてロッドは武器ではない。
ナメクジは徐々に締め上げる力を上げた
少女のローブで覆われていた下半身にも入っていく
粘液が彼女のローブの奥の下着に入り、その奥の肉体にも染み入ってくる
「ヒァッッ」
今まで味わった事の無い感覚。
ロッドが手から滑り落ちる。
膝から力が抜け、少女の肢体は一回転した後、仰向けに倒れた。
「ハァ…ァ…」
必死にロッドに手を伸ばすカイ。
だが、ナメクジはそこに自分の頭を乗せた。
少女の下半身の感覚が心地よいのか、少女の股間の辺りの腹足の運動が活発になる。
今一度ロッドを掴もうとする右手の動きが止まる
「イ…イヤ…」
少女の下腹から来る感覚が、彼女の唯一の武器、勇気をも溶かそうとしたいた
「アァ…ア…」
「ァ…止め…」

ナメクジは少女の動きが鈍くなってきた事に気づいた。
それが締め付けられた事で少女の肺、横隔膜の動きを抑制し、呼吸を阻害している故か
それとも、別の要因かはナメクジの頭脳で判断出来る筈もなかった。
もはや少女は息を吐く事しか出来ない。
「ァ…………ハァ」
「イ、イシ…ター…さ……ま」
「た…す…け…」
息を吐く間隔が広がり、その吐息の湿気が上がる。
少女の全身から力が抜ける。
滑らかな肌からは感じ取れる体温が低くなり、脈動も途切れ途切れになってきた。
ナメクジの本能が告げる。
もう少しで事切れる…

酸欠で少女の意識は機能を停止する寸前であった。
彼女の唯一残された記憶が脳に浮かび上がる
「ギ…ギル」
それ以上は最早言葉にならなかった
唇が「ごめん」と言う動きだけを示す。

-ここまで…ですか…
-やはり人間では

自分を見下ろす存在は、失神しかけた少女には感じ取れなかった。
-…

その意識が途切れる寸前、歪んだ視界にナメクジの目が映った。
「…!!!」
そこに、心地良い感覚に酔っているかの様な人間の少女の姿が映っていた。
片方の目は半ば上瞼の吸い込まれ、唇からは泡交じりの涎が垂れている。
そして、その表情は笑っていた…
幼馴染の、あの少年の前でさえ見せた事の無い表情。
少女から表情が消え、唇が動き出す
「…」
「…ケナイ」
「…負けないッ」


-!!
彼女の中で、消失した筈の勇気が起きた。

「…こ、こんな形で…終われないッ」
少女は残された全ての意思、生命の力をティアラに集中した
「勇気を…もっと私に勇気を…みんな!!」

「イシター様!!」

「ギル!!!」

ナメクジは驚愕した。
既に死に体の筈の肉体に突如熱量が戻ってきた事に。

逃げろ。

そう本能が告げた直後。
少女のティアラから眩い光が迸り、膨大なエネルギーが放出される。
それはナメクジの肉体を引き裂き、肉片を消し炭に変えていった



-…
ティアラに自分が与えた3つ目の力。
生命の力を勇気と共に極限に迄高めた時、ティアラは目の前の障害を排除する。
これが効かないのは、自らを超える神か悪魔の加護を受けたものだけ。
それが今発動した

-…
ナメクジが消えた後も、少女は微動だにしなかった。
何処からかスライムが現れた。
目の前の少女に特に反応する事なく、ただ移動を続ける
やがて少女の肢体に達する。
しかし少女は全く反応しない。
敵を排除した事の安心か?それとも失神したのか?

やがてスライムは無抵抗の少女の肉体を飲み込み始めた。
先ほどまであれ程張り詰め、硬直していた少女筋肉は、全身完全に弛緩していた。
糸の切れた操り人形でさえ、ここまで弛緩はしないだろう。

スライムの器官は違和感を感じていた。
これはエサじゃなくモノ…か?
冷たいし、エネルギーを感じない。

やがてスライムは少女を吐き出し、去っていった。

スライムの体液によって、少女の全身はぬめりを帯び、燈火によって反射していた。
先ほどよりも光の反射が良い
下の肌からは血の気が失せ、蒼白に染められていたからだ。
うっすらと静脈が浮かんでくる

悪戯好きのゴーストが現れる。
少女を驚かそうと、しかし、直ぐにおかしい事に気づいた。
その唇からは何の反応も悲鳴も上げないからだ
紫色になり、そこからは全く息が漏れてこない。

ゴーストは、少女の首筋に触れた。
いかなる脈動も感じ取れず、血液の流れは止まっていた。
心臓は微細な動きもせず完全に停止。
瞼の奥の瞳孔も見てみた。
瞼を開けば僅かに上向きになっているだろうその瞳孔は完全に拡散している。
何だ、死んでいるのか。
ゴーストは何処かへ去っていき、
後には横たわったまま動かない少女の死体だけが残された。

彼女は死んだ。
勇気だけで塔に挑み、自らの命と引き換えにナメクジを倒して、
その生命を燃やし尽くした。

-でも…終わりじゃない
ティアラに与えた最後の力。
自分が直接的に塔に干渉出来る唯一の技

周りの怪物の視線が一点に集中する。
不可視の力で浮かんだ少女の亡骸

力に支えられた少女の肢体が宙を移動する。
胴体から垂れ下がった四肢が僅かに揺れる。
首は大きく仰け反り、墨を引いたかの様に長い黒髪が滝の様に垂れ下がった
細い髪は僅かな力にも反応し、宙を軽やかに舞った。
顔からは完全に表情が失われてていた。

少女の肢体を抱えて入り口まで運び、横たわらせてやった
それが力の一つ、そして…

-…ここで終わってはいけません。
入り口で横たわる少女の力が抜け切った肢体を見つめる。

-勇敢な戦いでした。そしてその戦いは続けなければいけない
少女の上半身を持ち上げた。
首が力なく垂れ落ち、少女の顎だけしか見えなくなった。
視点を、少女の顔に移す。
蒼くなりつつあった唇が僅かに開いていた

-貴方の勇気はもっと強くなり、人々を導くでしょう。
自らの唇を、少女のそれに重ねた。
息を吹き込んだ。
そして再度少女を寝かせた。

少女の指先が僅かに震えた。
唇から吐息がかすかに漏れだす。

蘇生
それこそ神の神秘。ティアラに秘められた最後の力。

やがて、少女の瞼が開く。
「イシター様?」

-行きますか、カイ?

答えは決まっている
「行きます」

-人を鍛え、より高い存在へと導く。
-全ては試練。恐怖も、死さえも

No title

>575さん
返事が遅くなって申し訳ありません
ちょっとアレを作ってまして・・・
毎回素晴らしい作品ありがとうございます。
文章を書いて頂けるとすごく妄想が働いてすごく励みになります。
何度も読み返してはモチベ上げてました。
自分コメント適当に書いたんですが
作品中の575さんの解釈いいですね。すごく説得力がありました。
描写が自分のツボを突きまくりです。
毎回死んじゃう健気なカイちゃん萌えましたw

No title

575さん

幼稚園だったんで未プレイですが、
575さんの小説を見てプレイしたくなりました!

でもyoutubeを見る限り、そんなエロい描写は無い様な・・・
ボクシング娘や、ディズィー、キャロルの小説も是非。
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makusaruta

Author:makusaruta
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